追悼 蟹江敬三さん
よっしー : 2014/04/05(Sat) 23:24
No.244
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蟹江敬三さんがお亡くなりになりました。69才でした。ご冥福お祈り申しあげます。 最も印象に残っている映画は、「赤線玉ノ井抜けられます」です。10年程前名画座で観ました。 もう40年前の日活ポルノです。蟹江敬三さん30才、宮下順子さん27才の時の作品です。 派手な刺青が彫られた蟹江さんの背中がとても印象でした。まさに油がのった美しさでした。 東京スポーツのネットニュースをご紹介します。 「蟹江さんはロマンポルノ出身ということを誇りにしていた。ロマンポルノはしっかりとした映画作りをしていた。 その中で役者としての基礎ができたから、蟹江さんはロマンポルノ時代を大事にしていたのでは」と映画関係者。 |
ID:A6e0.hE1E.
Re: 追悼 蟹江敬三さん
シネポ : 2014/04/06(Sun) 22:19
No.245
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よっしー様、書き込みありがとうございます。
そうですね。蟹江さんの訃報、わたしもびっくりしました。役者にとって60代というのは、あまりにも若すぎます。年をとってからしか出来ない役柄というのがありますからね。残念です。
蟹江さんに限らず、ロマンポルノで役者の基礎を叩きこまれたという男優さんは多いですよね。石橋蓮司さん、山谷初男さん、小松方正さん、上田耕一さん…、数えきれません。 わたしがたまたま見ていた「徹子の部屋」に風間杜夫さんが出ていらしたとき、風間さんが「ロマンポルノで鍛えられました」といったことをおっしゃったんですね。すると徹子さんが「えっ、ポルノに出てらしたの!」と驚いたような、ちょっと引いたような返事をなさったとき、風間さんが「何言ってるんですか、ロマンポルノは立派な映画ですよ」と切り返されたのが、すごく印象に残っています。
その反面、ロマンポルノ以前の日活出身の俳優さんらには、ロマンポルノによって自分たちの母校を汚されたといったような思いもおありのようですね。先日の小林旭さんの東てる美さんへのいじめ騒動といったものも、そういった感情もあるんじゃないんでしょうか。
いろいろ複雑なところもあるようです。 それだけロマンポルノが日本映画界に良くも悪くも大きな足跡を残したということなんですね。
でも『赤線玉の井 ぬけられます』はいい映画でしたね。わたしも蟹江さんの追悼で、ぜひ再見したいと思っています。 ありがとうございました。
追記 わたしの「ポルノ映画Q&A掲示板」に残しました、よっしー様への個人的メッセージ届きました? ネガ付きのスチール写真が出たなんて、ちょっと考えられません。映画会社にとってネガというのは、映画本篇、宣材、ともに命のはずなんですけどね…。 今はトップページから落ちてますけど、スチール写真のロマンポルノ以外のページのところでご覧いただけます。ちょっとひつこいかもしれませんが、もしお気付きでなかったらいけないと思い、こちらでも追記として書き込ませていただきました。 失礼いたしました。 |
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