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右近様、いつも貴重な情報をありがとうございます。
そうですか…。小川監督が…。
若い頃の私は、小林悟監督や小川監督、ロマンポルノで言えば白鳥監督、一般映画で言えば山田洋次監督など、いわゆる職人的名監督といった方々の作品はバカにして、理由もなく見ずに避けていた傾向がありました。 今から思えばほんとうに恥ずかしい、若気の至りというやつです。先端を走っている監督にこそ、日本映画界の未来を託せると思い込んでいました。 それが間違いだったことに気付くのは、ある程度自分が年を経てからになるのですが…。
小川監督に関しては、2000年代になってからだったと思います。大蔵映画さんが、「大蔵クラッシックス」というようなタイトルで、80年代の大蔵映画の重要作を5本、ニュープリントで特集上映されたときに、小川監督の『ロリータ いけない戯れ』(84年)を見ました。そこで、えっ、小川監督、凄い! と思ったのを鮮明に覚えています。職人監督とは、多くの観客に支持されているから、職人監督なんだと、認識しました。それ以来、職人監督というのは私の中で誉め言葉です。白鳥信一監督も、山田洋次監督も同様で、今では私の大好きな監督さんたちです。 私事ではありますが、そんなことを思い出しました。
小川欣也監督、人生のクランクアップ、どうもお疲れ様でした。
右近様、「OP PICTURES+フェス」、ご覧になられて、また気になった作品などがありましたら、ぜひ書き込みください。 どうもありがとうございました。 |
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