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実は私、現在「映画の友」を30冊程持ってます。ある目的の為に集めました。 その中に昭和54年12月号があります。ここに石井雪江嬢の情報が載ってました。 題名は「ロマンポルノ新人女優の将来性は?」というもので、石井雪江・倉吉朝子・赤木理恵・芽樹あやこ・波乃ひろみについてその将来性や演技の様子などが書かれておりました。
その中で当然石井雪江の記事に注目していたのですが、抜粋すると次のことが書いてありました。
********************* まず、自分の仕事に納得して、誇りをもっている。だから、監督のいわれるままにではなく、自分で考えて演技をしているし、当然のことながら脱ぎっぷりもいい。 新人女優の場合は、裸のシーンやファックシーンになると、恥ずかしがったりするものだが、彼女にはそういうところは全く見られなかった。 (中略) セットを訪れたとき、”男にあげるシーン”の撮影をしていたが、最初はキス・シーンなんかでも、軽く唇を合わせるだけであったが、次第にノッてきて、監督のいわれたわけではないのに、舌を絡ませるハードなものへと変わっていった。 *********************
というものです。 私が当初、彼女の引退理由として「監督の演技要求に応えられない」とか「羞恥心に耐えられない」のではないかという推測を書き込んでいましたが、この記事によって完全に否定されてしまいました。
さらに
********************* 「いためつけられて、映画を見た人に”かわいそう”と同情されるような役が好き」 と語っていたことがあるが・・・・・・・・ *********************
と書いてあるのです。 これにより我々が最後に推測した、「ハードなレイプシーンにおじけ付いてしまった」のではないかという事柄も完全に否定されてしまいました。
もっとも、「この記事を鵜呑みにすれば」ということになります。この記事では彼女はかなりの期待を持って書かれています。「将来有望」とされていたのですが、実際には彼女は引退してしまった訳でこの記事のどこかに実際とは矛盾することがあったのかも知れません。
とは言っても記事は記事ですので、これで「彼女の引退理由」についての推測は振り出しに戻ってしまったという感があります。
もう、訳が分からなくなってきました(涙) |