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皆様、続いての書き込みありがとうございます。 桜が散ったなと思ったら(北海道はこれからだそうですが)、もうテレビなどでは熱中症に注意とか言い出してます。なんやねん、というかんじですね、ほんま。
いし様 舞台挨拶は基準とかじゃなく、もうズバリ宣伝です。そこに駆り出される俳優さんたちも、ギャラを得ての広告塔としての行動です。 ハリウッドのように俳優のギャラも興行収入とリンクして、パーセンテージ化されていれば、俳優たちも客が入れば自分たちのギャラも増えるわけですからいくらでも広告に協力してくるでしょうが、日本の場合は1本いくらの固定制が主でしょうから、当然宣伝活動にもギャラ=手当てが派生します。一般映画なんかでは公開が近付くと、よく主演俳優たちがテレビのバラエティーに登場しますよね。あれも当然テレビ番組への出演ギャラを貰っての活動になります。なのでロマンポルノの女優さんたちも、配給の日活からギャラを貰っての宣伝活動をしていたということになりますね。 では日活はそんな彼女たちのギャラや交通費。宿泊費という経費をどうまかなって計上していたのか…。 当時、ロマンポルノの封切り映画館は日活に興行収入から歩合(パーセンテージ)で映画料を支払っていました。二番館、三番館は違いますよ。あくまでもロードショー館だけです。なので舞台挨拶を行って客がたくさん入ると、日活も配給収入が増えるということです。そしてその様子をスポーツ新聞や夕刊紙などが書いてくれると、また客足が伸びるということですね。 ま、これにつきましては先に書きましたように、現代の一般映画でもまったく同じです。固定制ギャラゆえのしきたりですね。
なのでレジ係の彼女さんのトークショーのギャラは歩合制にしましょう。それにつられて彼女がどんどんサービス精神旺盛になっていくかもしれません(笑) そこは、プロデューサーいし様の手腕ということで。
ムーミン様 そういえば山本奈津子さん、いっとき芸能活動を再開されて、金子修介監督の短編映画に出演されたりしてたのに、また最近聞かなくなりましたね。 金子監督のその映画では、もう40代後半ぐらいのはずだったのに、相変わらず可愛くてお美しかったです。また金子監督と組んでいただきたいです。
ぢーこ様 そうですか、やっぱり公開時期をずらしての全国公開だったんですね。そうでしょうね…。 ただ35mmの上映プリントって、いくら気を付けていても思わぬ傷を付けてしまったり、映写中にプリントが切れてしまったりという、いわゆる映写トラブルというのが避けられない運命にあるんですよね。よくありましたよね昔、傷付いたままのプリントで映写しますから、なんか雨が降っているような白いぶつぶつがスクリーンにいっぱい映っているということが。きっとあんなことが地方の封切館でも起こっていたんでしょうね。 きっとまともなプリント状態で見れたのは、関東圏、関西圏、中京圏ぐらいだったのかもしれません。
『ニュー・シネマ・パラダイス』という名画の中でも描かれていましたが、映写技師が勝手にプリント切ったりすることもあったんですよ、昔は。 かつて聞いた一例では、ある映画の上映時間が長すぎて、その映画館の営業終了が通常より遅くなるとるとかで、適当に切って上映し、返却のときに切ったところを繋ぐとか…。おいおいな話ですけども、事実です。
そんなこんなで諸々事情から推測してみると、舞台挨拶は上記三圏以外では行われなかった可能性はありますね。だからぢーこ様の目につかなかった…。
ということで、皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 |
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