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ムーミン様、続いての書き込みありがとうございます。
日活歌謡映画の流れを引き継いだロマンポルノといえば、『濡れた欲情 ひらけ!チューリップ』『3年目の浮気』『狂った果実』などがありますし、ロマンポルノ期間中に製作、公開した一般映画でも『赤ちょうちん』『妹』『襟裳岬』などがありますね。ほんと、伝統ですね。そしてロック系音楽の多様。いま見ても「おっ」と思う使い方をされている作品が多いです。 ま、映画館側が3本立て興行を行うという形態ゆえに、東宝、東映、松竹といった大手よりはるかに多くの作品をせ作らざるを得なかったわけで、すると必然的に人材として若手監督をバンバン起用しないと製作体制が回っていかなかった。となると若い監督は当時の最先端音楽だったロックを使ったという事情もあるのでしょうね。 そして会社も監督も実験的な要素もあったと思います。 大物作曲家に発注したり、大物歌手の曲を利用すると予算オーバーになっちゃいますからね(笑)。 その点、20代の若者たちが作ったフォークやロックは使用料が安い!(笑) ピンク映画と比べると破格の製作費だったといえど、やはり成人映画ですから…。
音楽の観点からロマンポルノを見るというのも、今後のひとつの見かたですね。 ムーミン様、ありがとうございました。 |
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