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シネポ様
>東京の池袋の新文芸坐さんで、折口亜矢さん出演の東映ポルノ作品『女獄門帖 引き裂かれた尼僧』(監督/牧口雄二)がレイト上映されているそうですね。
おお、それは凄い。 DVDでは見たことあるのですが、かなりのホラーぶりでした。これが映画館の巨大スクリーンで見られるとなるともの凄いことになりそうです。血が苦手な人は失神するかも・・・・。
著作権法についてネットでいろいろ調べてみました。
映画の出演者(専門的は実演家と言うらしい)にも、実演家人格権とか著作隣接権とかいう権利があって、「自分の名前を載せてもいいか」とか「自分の実演を広く放送してもよいか」などの権利を持っているそうです。 ただ、映画制作者(映画会社)と映画著作者(監督・実演家)との間で著作者が著作者人格権を行使しないことをあらかじめ契約することが多いみたいです。映画の制作に関わる人は多くなりますから、誰かがゴネて「これは公開したくない」などと言い出したら収集がつきませんからね。
ソフト化についてもネット上に記述がありました。 映画に収録された実演を複製する(ビデオ化する場合やテレビ放送する場合など)に際して、「著作権法上は実演家から改めて許諾を得る必要はない」ということらしいです。 ただし、こんな記述もありました。「もっとも、実務上は、複製するに際して、実演家の意向を確認し、追加報酬を支払う場合が多いです」
ゴチャゴチャして分かりにくい表現になってしまいましたが、要は「映画をソフト化するにあたっては、法的にはその出演者の許諾を得なくてもよい」「ただ、映画会社はソフト化にあたっては出演者に対して気を遣っている」ということになるでしょう。
これを石井雪江嬢に当てはめて考えてみました。 前回書き込みをした時は、「彼女の意向が反映されているのではないか?」と思ったのですが、よくよく考えてみると今の日活が石井雪江嬢に意向を確認するなど不可能ではないかと思うのです。 今も女優として活躍していたりブログ等を公開していて連絡のつく人はいいのですが、引退してその消息が分からない人は連絡のつけようがありません。そもそも日活自体も会社更生法を適用されたりして人的にはバラバラになっていますので当時を知る人は残っていないでしょう。石井雪江嬢に連絡がつくのかどうかはもちろん分かりませんが、連絡がつかないと思うのが普通でしょう。
結論として、連絡のつかない女優さんの主演作を再び公に晒すのには気が引けるのだと想像します。 |
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