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いし様、書き込みありがとうございます。
作品タイトルの付け方について、詳しいわけではありません。成人映画の場合、タイトルの決定権はすべて配給会社にあり、会社は客の入りそうなタイトルを好んで付ける、それだけだと思います。 なのでヒットした作品があると、柳の下を狙って類似系のタイトルを続けて付ける、その傾向があるということだと思います。
ご指摘のロマンポルノ単純明快タイトル(笑)に関しては、まず1976年に八城夏子さん主演の『犯す!』が製作されヒットしたのでしょう。同年に宮下順子さん主演の『犯される』、梢ひとみさん主演の『暴行!』、77年になって宮下順子さん主演の『責める!』、そして宮井えりなさんの『襲られる(やられる)』となり、78年に小川亜佐美さん主演の『襲う!!』、再び宮井えりなさん主演で『襲え!』、八城夏子さん主演『暴る!(やる)』と続いていきます。 ま、確かに単語ひとつでインパクトのあるタイトルではありますので、客受けは良かったのかもしれませんね。でもさすがにネタ切れなのか、『暴る!(やる)』以降はなかったような気がします。
ただ、客入りを狙った類似タイトルというのは、日本映画界独特の手法かもしれません。 例えば香港カンフー映画の邦題には『燃えよ〜』とか『〜拳』がよく付いてましたし、アメリカ映画でも『俺たちに明日はない』とか『明日に向かって撃て』とか…。 これは興行(映画館)側の意向も反映されているのかもしれませんね。かつて新日本映像(エクセス)の方と私たち映画館側で会議をやったとき、エクセスさんの製作担当者の方が「客の目を引きそうな、いいタイトルを思いついたら、遠慮なく電話してください」とおっしゃったのを覚えています。そういうことなんだと思います。
いし様の妄想で言うと、『美人レジ係の女 全員で襲う!』というタイトルかなと(笑)。 あまりいいタイトルじゃないな…(苦笑)。
ありがとうござ会いました。 引き続きよろしくお願いいたします。 |
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