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みなさん、コメントをありがとうございます。 何からお話しすればいいのやら…となったので簡単に「にっかつ作品」との出会いからお話ししたいと思います。 私の青春時代の必須アイテムに小学館「GORO」という雑誌がありました。巻頭ページに篠山紀信さんによる「激写」というコーナーがあり、 いわゆる「素人さん的」な超キレカワな女の子がヌードになっていたのです。当時では物凄いセンセーションな内容でした。 そのモデルさんの中に「青地公美さん」がいました。(現哀川翔さんの奥様であり事務所の社長さんになられています。) その青地さんがにっかつ作品の「女子大生の基礎知識 ANO・ANO」に主演!!!というサプライズ情報が飛びこんできたのです。 まだ十代のチキン野郎だった私は封切館に行く勇気がなく、横浜の黄金町というディープな街の小さく目立たないコヤを選んで、 独りで突入!チケット売り場のおばはんに「学割で」と告げると年齢的に怪しまれつつ…なんとか入ることが出来たのです。 で、肝心の「ANO・ANO」はあまり面白くなく、青地さんの絡みシーンも見ごたえ無く…がっかり。 ま、ポルノ映画なんてこんなもんか…みたいな第一印象でした。 もう1本の映画は暗そうで、ポスターの主演女優さんも好みではなく、もう帰ろうかと思ったのですが、何となく続けて観ることになったのです。 それが「狂った果実」根岸吉太郎監督作品でした。 冒頭、早朝の新宿を本間優二さんがジョギングするシーンから始まるのですが、あっという間に映像に移入してしまい、 70分のラストシーンには身震いするほどの感動がありました。 なんという素晴らしい映画なんだ!こんな作品があるなんて!! その数日後に同じコヤに「狂った果実」を観に行ったのは言うまでもありません。 これが私の「にっかつロマンポルノ」との出会いです。長文失礼しました。また続きます。。。 |
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