ロマンポルノの思い出掲示板
- 記事No. 1167 の全体表示です。返信フォームから返信出来ます。 -
【親記事】
スペクトラム ムーミン : 2025/02/16(Sun) 09:52 No.1167 | |
|
| にっかつロマンポルノで、美保純主演の「制服処女のいたみ」「美少女プロレス失神10秒前」に、スペクトラムの音楽が使われてますね。45年前にスペクトラムがリリースした楽曲が大ヒットしてるそうです。知らない方は、ロマンポルノってエッチな映画でしょって思われるかもですが私は、エッチなシーンはもちろん有るのですがロマンポルノの名の通り何かロマンを感じますね。出演者は、もちろん監督も、音楽も一流の方を使ってるのは凄いなと思いました。 | [返信] [修正] |
ID:NO8.waOKvg 【レス記事】【初めのレスから表示】
|
5. 実はですね… シネポ : 2025/02/27(Thu) 18:20 No.1172 | |
|
| いし様、書き込みありがとうございます。
そうですね、結構ロック、ガンガン使ってますね。当時としては先鋭的ですよ。 ひとつ例を。 1975年の『続実録おんな鑑別所』(監督/小原宏裕、主演/梢ひとみ)では、宇崎竜童さん率いるダウンタウン・ブギウギ・バンドが音楽を担当しています。1974年の「スモーキン・ブギ」がヒットしてすぐです。「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は映画公開と同じ75年ですから、「スモーキン・ブギ」だけで起用を決めたんではないかと思われます。 このあと、現代までに渡って、日本映画で多くの音楽を担当することになり、大きく貢献をしていく宇崎竜童さんの、記念すべきというか、歴史的な映画音楽第1作が、『続実録おんな鑑別所』というロマンポルノであるというのが、そのことを端的に表しているんではないかと。
ということで、映画音楽でロマンポルノを見るというのも楽しいかもしれません。 ただ、ちょっとマニアックすぎるというか、オタクっぽいというのが難点でもありますが(笑)。
いし様、ムーミン様、ありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 | [返信] [修正] |
ID:kSb5moLTg2 |
4. [→1170] Re: ロックとロマンポルノ いし : 2025/02/25(Tue) 10:25 No.1171 | |
|
| シネポ様 年始にはピンク映画その他いろいろなことを教えていただき有難う御座いました。人生いくつになっても勉強です(笑) ムーミン様の音楽と映画の視点もとても勉強になりました。いろいろな角度から鑑賞できるのがロマンポルノの奥深さですね。「赤い暴行」で主演の紗貴めぐみさんを犯したのも、確か若手ロックグループの一員でした。「こんなのいやああ!!!」と泣き叫ぶ紗貴めぐみさんに『優しく抱いてほしかった』というファンならでわの思いが込められていたように鑑賞しました。 | [返信] [修正] |
ID:NO8.waOKvg |
3. ロックとロマンポルノ シネポ : 2025/02/23(Sun) 16:00 No.1170 | |
|
| ムーミン様、続いての書き込みありがとうございます。
日活歌謡映画の流れを引き継いだロマンポルノといえば、『濡れた欲情 ひらけ!チューリップ』『3年目の浮気』『狂った果実』などがありますし、ロマンポルノ期間中に製作、公開した一般映画でも『赤ちょうちん』『妹』『襟裳岬』などがありますね。ほんと、伝統ですね。そしてロック系音楽の多様。いま見ても「おっ」と思う使い方をされている作品が多いです。 ま、映画館側が3本立て興行を行うという形態ゆえに、東宝、東映、松竹といった大手よりはるかに多くの作品をせ作らざるを得なかったわけで、すると必然的に人材として若手監督をバンバン起用しないと製作体制が回っていかなかった。となると若い監督は当時の最先端音楽だったロックを使ったという事情もあるのでしょうね。 そして会社も監督も実験的な要素もあったと思います。 大物作曲家に発注したり、大物歌手の曲を利用すると予算オーバーになっちゃいますからね(笑)。 その点、20代の若者たちが作ったフォークやロックは使用料が安い!(笑) ピンク映画と比べると破格の製作費だったといえど、やはり成人映画ですから…。
音楽の観点からロマンポルノを見るというのも、今後のひとつの見かたですね。 ムーミン様、ありがとうございました。 | [返信] [修正] |
ID:jgfapS.I72 |
2. [→1168] Re: 得意技ですね ムーミン : 2025/02/23(Sun) 10:34 No.1169 | |
|
| 実は「スペクトラム」と言うバンドは前身が、MМPと言って、あいざき進也とか、キャンディーズのバックバンドだそうですね。私は今年の5月誕生日で63歳になりますが私よりもう少し歳上の方に、とっては懐かしく日活ロマンポルノから、アイドル歌謡、プロレスのスタン・ハンセンまで幅広く話題が尽きませんね。スマホで色々見ていたら、スタン・ハンセンの入場曲にスペクトラムの「サンライズ」が使われる前に日活ロマンポルノ「制服処女のいたみ」の中で先に使われていたと言うことにも驚きました。先見の明が有ったのですね。無国籍アクション映画の時代は私はリアル世代では無いですが、何か脈々と受け継がれてる物が有るのでしょうね。日活は、100年以上の歴史有る映画製作会社ですね。 | [返信] [修正] |
ID:NO8.waOKvg |
1. 得意技ですね シネポ : 2025/02/16(Sun) 12:57 No.1168 | |
|
| ムーミン様、書き込みありがとうございます。
日活が一般映画の雄だったころ、他社の追随を許さないお得意の作品ジャンルがありました。ひとつは無国籍アクション映画、そしてもうひとつが歌謡青春映画でした。なので一般映画終了後、製作がロマンポルノのみになっても、その伝統が残っていきます。明らかに、その流れだろうというものに、結構秀作が多いですね。 そういったバックボーンがあるからか、それ以外のロマンポルノでも音楽の使い方が上手い作品、先鋭的な音楽の使い方をしている作品などは多いです。その上、監督たちの中にも、一般映画から比べると、ロマンポルノはアウトローなんだという考え方があったんでしょうね、当時の音楽業界の中ではアウトロー的な扱いだったロックをメインで使用しているのが、ほんとに多いです。 この辺り、日本映画史的にもっと研究者の皆様に深掘りしていただきたいところですね。 ムーミン様にぜひお願いしたいです。
ありがとうございました。 今週、また真冬に逆戻りの寒波襲来だそうです。どうかお身体ご自愛ください。 | [返信] [修正] |
ID:jgfapS.I72
返信フォーム
修正・削除
Copy Right K - Movie Co.,Ltd. Since 2011
|
|